成長観察日記

競プロとかPythonとかに関しての成長記録

女性オンリーオンサイトイベント【CodeQUEEN 2023】に参加した話

はじめに

kenkooooさん、並びに運営に関わってくださった方々、本当にありがとうございました!!
自分のレートでは絶対にできない、貴重な体験をさせていただきました…!わーい!

同時公開のAyunaさんの記事も読んでね!!!

ayuna-stpyko.github.io

まず…参加記が爆裂に遅れて申し訳ございません(2ヶ月と17日分の土下座)

遅れた理由のひとつでもある注意事項を、最初に記載させてください。

この記事には、心がちくりする話が、いくつか含まれます。
そのため「参加記」ではなく、わたしを含めた女性競プロer達の「物語」、つまりいつも通り、小説としてお楽しみいただければ幸いです。

つまり、いつも通り1万4000字の長編なので、あったかいお茶🍵などお供に、ごゆるりとどうぞ!

CodeQUEENとは

kenkooooさんが代表を務める合同会社 AlgoParade 主催の予選・本選の二本立てコンテストです!

予選はいつも通りオンライン。 本選は、AtCoder史上初の試み、女性(非男性)を対象としたオンサイト(オフライン会場開催)。

概要はこんな感じ

  • 7/1(土)の予選を勝ち抜いた上位50名(高校生15名、大学・大学院生20名、その他社会人15名)が、8/6(日)のオンサイトで戦うよ!
  • 本選オンサイトの参加資格は「高校生以上」の「非男性」であることだよ!(詳細は下部リンク先)
  • 女性のプログラミング関連人口って少ないよね…機会を増やしたいぜ!(下部リンク先にある、青木さんの文書が素敵なので転載)

日本国内の男女比がほぼ1:1であることを考慮すると、STEM分野において男女比が偏っていることは明らかです。性別によって能力に差が出ることはなく、プログラミングに性別は関係ありません。

このような偏りが発生する原因の一つとして、歴史的、社会的な風習(無意識の偏見)が挙げられます。特定の属性を持つ方々に機会が提供されなかったと考え、今回開催の運びとなりました。このような取り組みによって、今までプログラミングやSTEM分野に興味がなかった方、注目されてこなかった方々の参加を促すとともに、性別に関係なく、誰もがプログラミングに熱中することが当たり前だという社会的な合意を目指しています。

atcoder.jp

予選に向けて

コンテストがオープンになった時、競プロの歴史の1ページがめくられた音が聞こえました。期待もあり、不安もあり。
とんでもなく勇気と度胸と想いがある試みだな、と、同い年である主催者kenkooooさんに、足を向けて眠れない日々が始まったのであった…(たぶん真東にはいないはず、と信じながら毎日ぐっすり寝てます)。

さて。なぜ不安なのか。
2022年9月ごろに時を戻します。

わたしが競プロ界隈に馴染んできた、秋ごろのこと。
その頃は、TLを眺めながら「性別、わかんないな。いや、全競プロerは、アイコン通りの美少女やもふもふ(動物)なのだ!」という、性別について考えることは、脳の無駄遣いである〜な状況でした。

年末ごろ、Xにスペース機能が搭載され、競プロerの声を聞く機会が増えました。そこではじめて「あれ?男性比率めちゃくちゃ高いのでは…?」と気付いた賢いぶりちゃん。やー賢いねえ。深夜テンションが始まってまいりました(現在午前1:41)。
自分が男性恐怖症持ちであることと、女性は女性であることを秘匿しがちな界隈の雰囲気から「半クローズの女性専用discordサーバーがあると、安心できるかもしれん」という、エゴと人のための半々な想いで「競プロ女子部」を設立しました。

2023年3月、ちょっとした荒れごとに巻き込まれました。
その際に燃え上がった理由のひとつに「女性だから」という性差問題があったため、CodeQUEENが生えた際、荒れごとを思い出さずにはいられませんでしたね。ぐへへ

コンテストが生えた直後のTLでは、CodeQUEENについて、どちらかというと否定的な議論が勃発しました。

時が経ってしまったので、内容はうろ覚えですが

  • 性差で賞金獲得チャンスに差が出るのはいかがなものか
  • 非男性の定義が曖昧
  • オンサイトに行けるレート条件が低くなりすぎる
  • 本戦順位表や、本戦に行く人の情報が非公開ってどういうこと?

などなどが議論されていたイメージです。

わたしはめんどくさがりやの平和主義で、議論には基本的に参加せず、するにしても道化をするタイプ。 が、たま〜に出るブラックぶりがつい顔を出してしまい

「そんなこと言う人がいるから、オンサイト順位表が非公開という配慮になったり、CodeQUEENが開催される意図にもある『女性エンジニアを増やしたい』が妨げられ続けているんじゃないかなあ(を、社会性オブラートに包んだもの)」

を投稿するだけして逃げるという、せこいやつをしたり、らじばんだりをしました。らじらじ!

そんなちょっと不穏な雰囲気のまま、予選が開催される7月になりました。

予選

社会人であるわたしは、上位15名に入れば、本選オンサイトに行けます。
茶の自分にとっては、夢の夢のまた夢…いつも通りを執り行うぞい!と思いながら挑んだ予選の結果は

atcoder.jp

全体4004位!
Highestを更新!!
予選通らんくてもうれしい結果!!!
まあでも予選通過メールは来ない!それはそう!!

と、わっきわっきしていたら、翌日、また曇り気味のTLを観測。

どうやら、参加登録時に文章をあんまり読まず、参加意思の有無等の選択肢を『はい』にした勢(つまり、本来は本戦に出場できない勢)が、次々と発覚しているようでした。

そのようなことが起こると、併せて起こるのが「繰り上がり本戦出場」です。
TLや女子部では、定期的に繰り上がり本戦出場の知らせが舞い込んできました。おめでとうはっぴーであります!

実はかなり抜けていることで有名なわたしは、メールのチェックよりも先に、友達からの「本戦行けることになりました!自分よりも順位が上であるぶりさんも行けるはずです!!」というお知らせの後、kenkooooさんからのメールを見て、叫びました。あれはいいシャウトだった…

そんなこんなで、女性競プロer社会人上位部門!として、本戦に参加することになったのです!

本戦に向けて

初の試みにおいては、参加側にも、ドラマがありました。

個人的な悩みと、ターゲット的な悩みの解消

本戦出場の喜びも束の間、わたしは不安に押し潰されました。

冒頭で触れた『3月の痛い経験』の原因となったお相手と、オンサイト会場で鉢合わせするのでは…?という疑念が湧いたからです。

その時、わたしは近所のモスバーガーでサラダをもしゃもしゃしておりました。
店内BGMで愉快なラテン風音楽が流れる中、こわくてぼろぼろに泣くというコントラストが大変滑稽。わたしの人生、だいたいそんな感じ。

「またあの悪夢が帰ってくるのか…?」
「いや、まずはとにかく…人に相談せねば!」

びちゃびちゃの脳味噌で泣き言を書き綴り、信頼する数名に送りました。

「かもしれない」で参加を辞退するのだけは嫌だった。 もし相手が来るとしても、わざわざ自分側が辞退するということは、絶対に避けたかった。逃げるためにチャンスを殺すことは、ほんっとーに嫌だった。

そして、それと同じくらいに、こわかった。

同時に、競プロ女子部内でも
「自分みたいな非IT人材が、本戦に行っていいのか」
「主婦は、本選出場のターゲットではないのでは」
など、非難や不安に影響を受けてしまわれた、心優しい方々の声が上がり始めました。ニ"ャ"ア"ア"ア"ン

以下は、相談してくださった方へ、わたしから送ったメッセージの一部です。

「誰を大切にしたいか」だと、わたしは思います。
わたしは、自分を愛してくれている人、応援してくれている人、よい影響を与えてくれる人を大切にしたいです。
もちろん自分も大切にしたい。行きたいという気持ちを叶えてあげたいです!
◯◯さんは、どんな人を大切にされたいですか。

AtCoder社員であるかえでさんも「次が開催されるためにも、来てくれることが大事ですよ」と、女子部の雑談チャンネルにて、力強いお言葉をくださって。圧倒的ラブじゃ…

神(わたしに競プロを伝承した人)にも、わたしの泣き言を聞いてもらったところ
「無理して行かなくていいけど、自分にとって大事ではない人で消耗するのは勿体無いですよね」
という、さっきそれわたしが他の人に伝えたやつだ…な言葉をいただけて、心がぽかぽかになりました。

その夜は、言語化が難しい、プラスでもマイナスでもない不思議な気持ちで、チャリを引いて帰ったことを覚えています。道中でタクシー運転手と乗客が殴り合いの喧嘩しててすごかったが。あれ、かなりすごかったな…

その後、かえでさんにDMで相談させていただき、kenkooooさんにメールでお伺いしたところ、わたし個人の恐怖は、杞憂であったことがわかりました。
かえでさんもkenkooooさんも、丁寧にすぐにお返事をくださって、悩んでいた時間が吹っ飛びました。

ユーザーが運営に直接相談できるという文化は、AtCoderのかなりよいところだなーと、この経験をもって実感できました。

わあい!これで、安心してオンサイトに行けるどん!感謝感謝の感謝丸!!

色んな方に助けられたし、こうやって参加者同士で励まし合いながら本戦に挑む個人戦オンサイトって、かなり特殊だな、と、今になって改めて思います。

その後も、質問や疑問のシェアや、回答メールのシェアなど、女子部の雑談チャンネルはいつになく活発的に動いていきました。がんばえたてたひと…

そんな折タイミング良く、自分の性自認が「ない」ことを友達に気付かされ、わたくしぶり、24時間ほど精神と時の部屋に篭りました。
それは、ずっと気付かないように、見ないように誤魔化してきた、生きにくさの根幹みたいな部分で。
たくさん悩んで、たくさん泣いて、昔の自分が作った歌を聴いたり、同じ想いをしているであろう方の発信を受け取ったり。

1日散々考え「いや、そんなことどうでもいい」というところに落ち着きました。
わたしの身体は女性だし、その事実に対して違和感もない。何より競プロが好きで、その気持ちに性自認は関係ない。
だから堂々と「非男性」として、コンテストに挑んでもいいんだ、と。

この経験で、やっとわたしは「競プロer」になれました。
へなへなだった自分をやっと「戦う人」である、と自認できた。

なので、心が痛い話はこれにておしまい!

競プロ女子部バーチャルコンテスト

本選開催1週間前である7/30(土)に、勉強会や交流も兼ねてチーム戦バチャを行いました。 実は、これが初の女子部イベント…(ばっちゃーん)

時間設定は、本戦と同じく3時間。
1チーム3人構成、3チームの灰〜黄が参加。 というゲキムズな問題選定をしてくださったのは、seekworser(ぷせうど)さん。

大好評だったラインナップはこちら

終了後に突然の解説会を行い、参加と解説してくださった方々、本当にありがとうございます…!!
我がチームの大将は、記事を同時公開しているAyunaさん。もちろん頼りきりでした(だいちゅき)
が、自分の勘もかなり効きがいいんだな。と思える問題に2問も出会えたりなどして、とてもうれしい経験でした。ぷせうどさん、本当にありがとうです!

本戦

様々を乗り越え、ついにやってきた8/6(日)
当日は大変な猛暑日で、太陽からの応援がちょっとうっとおしかったです。ツンデレなので。

持って行ったもの

  • ぬいぐるみ(どんちゃん❤️)
  • MacBook
  • iPad
  • 携帯
  • 上記3点の充電器
  • 財布
  • チョコ
  • 「浜辺力士」という名を持つステキな折り畳み傘

会場にはペットボトルの飲み物が用意されていましたが、飲食禁止。水分補給はこっそりならOK、チョコなどちょいとした糖分補給は、会場外のロビーで行いました。

コンテスト前にやったこと

わたしは遅刻癖がひどすぎるため、コンテスト前にごはんエンカを生やし、コンテスト自体への遅刻を回避するクズプレイをかますぜ!

ちょうど前日夜に届いたHighestを更新Tシャツを着用、うきうきで会場・東京大学へ向かいます。

しっかし、くっそ暑かった。暑さに対する愚痴で全人類と仲良くなれるレベルの暑さ。

到着するやいなや現れたオシャレローソンに驚き「さすが東大は違うぜ!」とはしゃぐ。

遅刻防止お腹満たしエンカにご協力いただいたrinrionさんtomoeさんと、東大構内カッフェでオッシャなご飯をしました。

やばい おなかすいてきた(現在午前3:25)

そしていざ!会場である山上会館へ。

これはですね、東京大学構内の写真です。本当です。
かなり迷子になりました。思っていたより森だった。トトロ出てくるかと思った。

結果的に、実はGoogle mapに嘘つかれていて、会館の裏口に連れて行かれていただけという…
こういう「やばい!気をつけて!」を手軽に共有できるので、女子部という存在がありがたかったです。

無事、正面入り口からCodeQUEEN会場へ。

プログラミングコンテストだあ!

受付を済ませると、座席表を渡されました。すごい。試験みたい!
しかし、席が一番前と知って、若干テンション凹みに。問題解いている時のわたくし、たいへん、動きたい…後ろに迷惑かけちゃう

という凹みも、席についた瞬間凸みに!
見てこれ!大変感動!!やべーーーー!!オタク歓喜!!

事前エンカのおかげでちょっと早めにつき、他の席にお邪魔しまくりました。
競プロねこTのおかげか、向こうから声をかけていただけることが多くてねこありがとう…

Ayunaさ〜ん!と声をかけに行った時、前の軍団が異様な「強者」オーラを出していて、蛇に睨まれたカエル状態に…座席表をよく見ると、どうやら予選の順位順になっていたようで、まじでやばかったです。やばかったっす。かっこよすぎる。あの場に美輪明宏さんがいたら、オーラの色がレート色であることを教えてくれたかもしれない。

会場のことで印象に残っていたのは、お手洗いの配慮です。
男子トイレをぶっつぶして、山上会館内のほぼ全てのお手洗いは女性用に塗り替えられていました。中には女性特有の配慮などもしっかりされており、こう、なんだ…はわわわわ…となり続けるだけの魚になっていた。

オープニングセッションは「大変に就活だあ!!!」と感激しまくり。
ユニークビジョンの競プロLT会時も思いましたが、kenkooooさんは喋りが本当にお上手で、終始笑いが絶えない開会式でした。あれでかなりリラックスできたなあ。

「1位の賞金額!投稿と拡散しまくって!!」というkenkooooさんのお話にけらけら笑っていたら、撮り逃してしまった。すみません…わたしはそういう人間

せっかくなのでこちらのTシャツに着替えましたが、ロンTの上に着たのは暑くて後悔をした。

会場のWi-Fiがかなり遅めだったため、接続落ち着くまでデザリングでやるか、と。すぐに切り替えられるからMacBook & iPhoneのコンビはやめられねえぜ! (が、切り替えなどさっぱり忘れて、最後までデザリング参加でした。れれ)

ということで、さあいざ!本戦コンテスト!!

コンテスト中

途中ゲリラ豪雨が起こり、雷が苦手なわたしはそわそわしっぱなし。鳴るたびに揺れる心と体。そうビビり。

結果は無念の2完。しかも大量のペナを出し続けた。continueとbreakを間違えてな…(初心者)
個人的に「勝ちたい」と思っていた人には全員勝てた。それが何よりの誇り。

A問題

atcoder.jp

問題概要

文字列Sと、1文字Cを与えるよ。
Sの中のC→CCって感じで、Cを2つにしたバージョンのSを出力してね。
たとえば、S = abc, T = aなら「aabc」を出力してほしいよ〜

考察

Ohh...Thank you Python....

コード

# 入力
s = input()
t = input()

# 出力
for i in s:
    if i == t:
        print(i * 2, end="") # Thank you Pythonポイント
    else:
        print(i, end="")

感想

ありがとうPython。A問題提出時点では4位だった(えらい)



B問題

atcoder.jp

問題概要

N x Nの盤面の上に、N - 1個のクイーンがあるよ。
もう1こクイーン置けるか判定してね。置ける場合は、場所を知りたいよ!
置ける条件は、タテヨコナナメぜーんぶに、他のクイーンがいない、たったそれだけよ(たったそれだけなんだけどむずい)

考察

N <= 5000。全探索、枝刈りをすればたぶん間に合う。やろう

  • 最初に、何もないグリッド盤(何もない場所 = .)を作る
  • 入力を受け取りつつ、クイーンの場所を#に変える。そして、入力されたx座標とy座標を、それぞれ候補の行列から消すことで、置ける場所の候補を作る
  • 候補地すべてを、順番に「右下」「左下」「左上」「右上」全探索して、ひとつでも「#」にぶつかったらダメ候補とする。なにもなかったらOKで、出力して終わり

コード

#入力
n = int(input())
g = [["." for _ in range(n)] for _ in range(n)]

r_c = set(i for i in range(n))
c_c = set(i for i in range(n))

# クイーンの位置を受け取りつつ、タテヨコにクイーンがいない候補地を絞り込む
for i in range(n - 1):
    rr, cc = map(int, input().split())
    rr -= 1
    cc -= 1
    g[rr][cc] = "#"
    r_c.discard(rr)
    c_c.discard(cc)

# 候補地のナナメを全探索
for r in r_c:
    for c in c_c:
        # ナナメ4方向を調べる OKなら減らす
        cnt = 4

        # 右下
        flg = True
        for k in range(n):
            if r + k >= n or c + k >= n:
                break
            elif g[r + k][c + k] == "#":
                flg = False
                break
        if flg:
            cnt -= 1
            
        # 左下
        flg = True
        for k in range(n):
            if r + k >= n or c - k < 0:
                break
            elif g[r + k][c - k] == "#":
                flg = False
                break
        if flg:
            cnt -= 1
        
        # 右上
        flg = True
        for k in range(n):
            if r - k < 0 or c + k >= n:
                break
            elif g[r - k][c + k] == "#":
                flg = False
                break
        if flg:
            cnt -= 1
            
        # 左上
        flg = True
        for k in range(n):
            if r - k < 0 or c - k < 0:
                break
            elif g[r - k][c - k] == "#":
                flg = False
                break
        if flg:
            cnt -= 1
            
    # ナナメ4方向全てなにもなかったらOK
    if cnt == 0:
        exit(print(r + 1, c + 1))

print(-1)

感想

本番、2ペナ出してもうた理由が、breakをcontinueって書いててTLEしていたからでした。
次の週のABCでは逆をやって(continueにしたいところをbreakと書いていた)見事に爆死したのでおぼえた。
3つの変数をこちゃこちゃするの苦手なので、ちゃんとタテヨコナナメ判定の関数を作りたい。作る。絶対に作る!!



C問題

atcoder.jp

問題概要

N個の頂点グラフがあるよ。SとTという整数があるよ。 頂点Sと、頂点Tから、2人が同時に「よーいスタート!」ってして、まあまずは頂点1へ行ってみよう。 最短経路で向かった時、2人の道のりが被ったところがあると思うんだよね。その被ったところの数を、頂点1〜Nまで、全て調べて出力してね。

考察

DFSかBFSだな(ということはわかって、本番が終わった)

かなり心に残ってて、その後知能が下がり続けた2ヶ月もずっと考えていた。
にょぐたさんの解説が、単純明快なのにどうしてそうなるかわからなくて、とある日は四六時中考えていた…

で、やっとわかった。

BFSで、Sから各頂点(j)、Tから各頂点(同じくj)への最短距離を求める。

Sからjまでの距離と、Tからjまでの距離を足したら「被るところ」と「だぶるところ」が出てくる。
被るところは、SからTまでの距離。なので、引く。
その引いた数はそもそも2重にだぶっているので、2で割る。
最後に「距離」と「個数」を合わせるため(閉区間を半開区間にするため)に+1しておわり。

区間の重複を消す技、めっちゃ感動した…!!

コード

#入力
from collections import deque

n, s, t = map(int, input().split())
g = [[] for _ in range(n)]
for _ in range(n - 1):
    a, b = map(int, input().split())
    g[a - 1].append(b - 1)
    g[b - 1].append(a - 1)

# 0-indexedに直す
s -= 1
t -= 1

dist_s = [-1] * n
dist_s[s] = 0
q = deque()
q.append(s)

# Sから各頂点jまでの最短距離
while q:
    v = q.popleft()
    for x in g[v]:
        if dist_s[x] == -1:
            q.append(x)
            dist_s[x] = dist_s[v] + 1

dist_t = [-1] * n
dist_t[t] = 0
q = deque()
q.append(t)

# Tから各頂点jまでの最短距離
while q:
    v = q.popleft()
    for x in g[v]:
        if dist_t[x] == -1:
            q.append(x)
            dist_t[x] = dist_t[v] + 1

for j in range(n):
    ans = (abs(dist_s[s] - dist_s[j]) + abs(dist_t[t] - dist_t[j]) - abs(dist_s[s] - dist_s[t])) // 2 + 1
    print(ans)

感想

たいへん、がんばった。
2ヶ月以上かけて行ったupsolve、すんごい快感であった…これだから競プロはやめられねえぜ

コンテスト後にやったこと

少し休憩を挟み、スポンサー企業さんの座談会が始まりました。 当時のわたしは会社員になることへの興味が非常に薄く「すごくわからない世界だ」と思っていました。 にも関わらず、興味を惹かれる話が、とても多かったです。

一番印象に残っているのはripsさんのお話で、RGB空間の話は好奇心をくすぐられまくりでした。やっぱり色のこと、すきなんだなあ。

その後、順位発表! 上位者の名前が呼ばれ、壇上へ向かうつよつよerたち。 とってもかっこよかったです。眩しく輝いていた…!

終わった後は、順番に懇親会会場へ移動。 寿司(2名分)やローストビーフやケーキやサラダやなんかおいしい抹茶色の物体などを食べました。ぱくぱくもぐもぐ!

マイクロソフトの方々と高校生たちかな?が作っていたペットボトルの塔が凄すぎた。共同制作…!

その後のしゃぶしゃぶ会に、金銭的理由などで参加できない高校生たちと「次はマクドナルドでオフ会開催しようね!!」という謎約束を残し、わたしは秋葉原へ。
これはちゃんと叶えたい約束だが、マックって予約?できるのかな。
できなかったらサイゼにするね!

コンテスト後のさらに後にやったこと

女子部でしゃぶしゃぶオフ会を開催!ぱんぱかぱーん!
開催するに至ったきっかけは、今回CodeQUEENに出場できなかった(しなかった)人も含めて、交流の機会にしたかったからです。ぶり、便乗だぁいすき!

CodeQUEENと直接関係ない話にはなりますが、わたしが競プロ界隈で「動く」瞬間の共通点は 機会を得るのが難しい人のために、機会をつくる だと気付きました。
おそらく、自分の教育機会の未獲得や、学生時代の無力さなどが根底にあるとは思います(そちらについてもしご興味がある方は、入茶記事不登校記事を読んでいただけると…!)。

自覚したからとてセーブするつもりはなく、また突拍子もないことを わはは! と踊り回りながらやるんだろうな。その時は楽しく見守ったり、参加したりなどしてやってください。

しゃぶしゃぶで心も体も満たされたあと、ももはらさんがてんぷらさんを待つ間、時間ができた!という、うれしい(?)トラブルが発生。 その場のノリで2次会を開催。10人以上引き連れてカラオケに行きました。

当時、kemunikuくん主催の異常精進サーバー1期が走っていたため、お歌の順番が来るまでに茶diffをupsolve。その様子を隣で見ていたかえでさんに「人が競プロやっているのをこうやって見るの、新鮮で楽しい!」と喜んでいただき、ハピネスぶりになりました。

ちゃんと学生時代を過ごしていたら、10名以上の女子でカラオケに来る、なんて、当たり前だったのだろうか。
そんな当たり前を、この歳になってからぬるっと叶えられた事実にほろりと、いろんな人へのありがとうを胸に、ちゃんとおうちにかえりました。

その夜見た夢は、ひみつです。

まとめ

こちらのツイートで書いたことが我ながらよかったので、そのまま引用します。

主催のkenkooooさん、スポンサーの皆様方、素敵な機会をありがとうございました!

懇親会でkenkooooさんが「ひとりで全部決断しなきゃなので大変でした。会場もそうだし、懇親会のメニューはお寿司で喜んでくれるかなあ、とか」と、運営側のお話を聞かせていただき本当に頭が上がりませんでした。 マイノリティをピックアップするというのは本当に勇気と労力がいることで、話題になる分の何倍も、配慮が必要だということ、改めて思い出させていただきました。

だからこそ、プログラマー、競プロerの女性がこのままマイノリティでいてはいけない、と思いました
今日させていただいた経験を、他の女性競プロerもできるように。BFSの波紋の力!!のように広げていき、女性人口が増えに増え、自分のようなレート弱者が決勝にあっさり進めない世界線を作るお手伝いをしたい。と、女子部で企画した二次会帰りに、じんわり思いました。
女子部はわたしが「立てただけ…」の、活動がないふわふわしたものでしたが、Code Queenをきっかけに、ちゃんと活動することができました。会場でも「あるとは聞いてて〜」と話しかけていただき、DM送りまくるマンになって気付きました。「本当に立てただけだった」と。

二次会や三次会で、主催が自分に移ってから「みんな、楽しんでくれているだろうか。ひとりでいる人は、このままにしておいてよいのか、それとも話しかけて他のグループに混ぜたほうがよいのだろうか」など、必死に考えて話していました
正直全員を満足させられた自信はなくて、名前が飛んでしまったりなど失礼なことしてしまったり、1人の時間を長引かせ追い詰めてしまったのでは、など、憶測の後悔も含む反省点はたくさん、あります。 裏でまた何かを言われる自信もたくさんあります。でも

私は確かに、競プロで人生が明るくなりました

なので、ぬるく長く、少しでもいいから、女性競プロerのために何か続けていきたい。でも、こういうのって何が正解かわからないから、失敗や試行錯誤しながら、女子部の方々に力を借りながら、なんかどうにかうまく、ためになりたい!と!深く深く思いました

本当に、すてきな1日をありがとうございましたと、関わってくれてるみなさま、これからもよろしくお願いします

いつか競プロ女子部鯖が、オープンで活動できる日が来ますように。いつでも入部希望DMお待ちしています!

体は女性
心はどちらでもなく
声が両生類のぶりより🐟

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!